Led Zeppelin [ Jimmy Page/Robert Plant ]
大好きな曲で、アコースティック・ギターがメインの曲なので、ギター1本でもかなりソレっぽくなるところが良い。これにロマンチックなメロトロン、後半はヘヴィなドラムも入って来るという「これぞ Zep!」というような曲。「天国への階段」と似た展開を持ち、繊細で静かで壮大な曲だが、こちらの方がずっと難解で難しい。
ギターのチューニングは1音下がっているので、押さえるポジションは「A」でも、出ている音は「G」。少々分かりにくいが、以下はギター目線で書くので、実音はコードネームの1音下の音になるのでご注意下さい。
開放弦を多用するコードが美しく、ギタリストが作る曲ならではといったところ。
「A」「AM7」「A7」「F#onA」という感じにトップの音がだんだん降りて来るイントロから始まる。シンコペーションが多い上に裏のアクセントが多く、ドラムのカウントもないので、どこが頭なのか、変拍子なのか、分からなくなってしまいがちだが、変拍子はない。特に印象的な4発の和音「ミラド#」「ミラシ」「ミラレ」「ミラド」(これらに開放弦が絡む)に「ラファ#」「レファシ」のところはすべて裏拍(Back beat)になるので慣れないと弾きにくい。
この後もリズムが取りにくいフレーズが続くので、曲をよく聴いて覚えてしまう方が早道かもしれない。いずれにしてもシンコペーションから裏拍連発のリズムは苦もなく普通に弾けないと苦しい。
途中からさすが John Bonham といったドラムが登場する。Led Zeppelin の曲はどれもそうだが、ドラムの存在感が凄い。だからこそ、Bonham なしで再結成は出来ないということなのだろう。仮に別のドラマーを入れても、Bonham の真似をすべきか、自分流を出すのか、何だかどちらもダメということになってしまいそう。
この曲のようなロマンチックで繊細な曲も、彼のドラムが入ることで筋の通ったロック曲になるから凄い。
Led Zeppelin のライブの映画『The Song Remains the Same』の中でもこの曲は演奏されていて、中に幻想的なシーンが挿入されている。これがイメージにピッタリで、Robert Plant が馬で旅をし、やがて城で敵と戦ったりするものだが、ケルト神話をモチーフにしているのか、古めかしい感じがメロトロンの音とよくマッチしていて、今や伝説のバンドとなった Zeppelin のイメージを想起するのにも良い素材となっている。
「なぜか今日はこの曲が頭の中をグルグル駆け巡る…」「無性にあの曲が聴きたくてたまらない~」という時もありますよね。
そんな「今日の一曲」をどこが気に入ったのか等を含めて紹介するコーナーです。
※コードなどは耳で聴いてとったものなので、間違っていたらゴメンナサイ。
オリジナル曲は音を聴けるようにしていたものの、現在は聴けなくなってしまっています。復旧までしばらくお待ちください。
バンド単位での話題はこちらでも書いていますので、よろしかったらどうぞ。
2018年6月4日月曜日
2018年5月28日月曜日
Black Dog
Led Zeppelin [ Jimmy Page/Robert Plant/John Paul Jones ]
Led Zeppelin の代表曲。個人的には一番好きな曲かもしれない。
特徴は何と言っても、ズレていくような変拍子のリズムとそれに絡むリフ。ギターとベースのユニゾンなので、慣れないとまったく演奏できない。私も最初はまったくダメだった。
まずメインのリフについてだが、すでにこれが変拍子で、合計15拍のリフと長く伸ばす「A音」。「A音」が伸びている部分にボーカルが入るわけだ。
この長く伸ばす音があるので、前が何拍かはあまり関係なくなって、それほど気にしないことになる。リズムのズレが生まれないからだ。
問題は次のパート。メインのリフの前半部分を繰り返す。これが5拍分。だが、実はこのリフの最初は8分休符のため、音が鳴っているのは4拍半。2回目からはこの休符を除いた4拍半のリフを繰り返す。4拍のリズムの中で繰り返すから、当然半拍ずつズレてしまう。その面白さを狙っているのだが、初めて聴くと訳が分からないか、間違っているように聴こえるくらいに不思議だ。頭で理解できないものは弾けもしない。そもそも、4拍半だと理解出来ただけではとても弾けない。
で、攻略法。他の人はどうやっているか知らないが、私の攻略法は次の通り。
まずリフは(ドレミで覚える必要はないが)「シレレ#ミシソーミー」だが、繰り返しのうちの1回目が終わったら、繰り返しとは思わない。次の「シレ」も前にくっついているメロディで、2回目は「レ#ミシソーミー」という別個の新しいリフと考え、これに次の「シ」がくっつく。3回目は「レレ#ミシソーミー」というこれも新しいリフと考える。つまり3種類のリフが出て来ると考え、繰り返しとは思わないようにする。
1回目が「シレレ#ミシソーミーシレ」で、
2回目が「レ#ミシソーミーシ」
3回目が「レレ#ミシソーミー」という具合になるわけだ。するとピタッとはまって気持ち良い。
このリフの部分に随分気がいってしまうが、次のパート「Hey, baby?」の部分のリフもシンプルながらとてもカッコ良い。これも頭が8分休符だ。
また、ソロはこの部分を背景にしたプレイで、ペンタトニックのソロだが、これもカッコいい。低いところから駆け上がってスライドから「A音」までいく。そのまま延々とソロが続くが、この最初のキメだけあれば、残りはアドリヴでいいだろう。
更に忘れてはならないのは、曲全体を支えるドラム。このドラムのノリ、安定感、存在感があるのが大前提で、これがいまいちだと台無しになる。特にバスドラの存在感は特筆もの。これだけでも John Bonham がどれだけ凄いか分かるというものだ。
Led Zeppelin の代表曲。個人的には一番好きな曲かもしれない。
特徴は何と言っても、ズレていくような変拍子のリズムとそれに絡むリフ。ギターとベースのユニゾンなので、慣れないとまったく演奏できない。私も最初はまったくダメだった。
まずメインのリフについてだが、すでにこれが変拍子で、合計15拍のリフと長く伸ばす「A音」。「A音」が伸びている部分にボーカルが入るわけだ。
この長く伸ばす音があるので、前が何拍かはあまり関係なくなって、それほど気にしないことになる。リズムのズレが生まれないからだ。
問題は次のパート。メインのリフの前半部分を繰り返す。これが5拍分。だが、実はこのリフの最初は8分休符のため、音が鳴っているのは4拍半。2回目からはこの休符を除いた4拍半のリフを繰り返す。4拍のリズムの中で繰り返すから、当然半拍ずつズレてしまう。その面白さを狙っているのだが、初めて聴くと訳が分からないか、間違っているように聴こえるくらいに不思議だ。頭で理解できないものは弾けもしない。そもそも、4拍半だと理解出来ただけではとても弾けない。
で、攻略法。他の人はどうやっているか知らないが、私の攻略法は次の通り。
まずリフは(ドレミで覚える必要はないが)「シレレ#ミシソーミー」だが、繰り返しのうちの1回目が終わったら、繰り返しとは思わない。次の「シレ」も前にくっついているメロディで、2回目は「レ#ミシソーミー」という別個の新しいリフと考え、これに次の「シ」がくっつく。3回目は「レレ#ミシソーミー」というこれも新しいリフと考える。つまり3種類のリフが出て来ると考え、繰り返しとは思わないようにする。
1回目が「シレレ#ミシソーミーシレ」で、
2回目が「レ#ミシソーミーシ」
3回目が「レレ#ミシソーミー」という具合になるわけだ。するとピタッとはまって気持ち良い。
このリフの部分に随分気がいってしまうが、次のパート「Hey, baby?」の部分のリフもシンプルながらとてもカッコ良い。これも頭が8分休符だ。
また、ソロはこの部分を背景にしたプレイで、ペンタトニックのソロだが、これもカッコいい。低いところから駆け上がってスライドから「A音」までいく。そのまま延々とソロが続くが、この最初のキメだけあれば、残りはアドリヴでいいだろう。
更に忘れてはならないのは、曲全体を支えるドラム。このドラムのノリ、安定感、存在感があるのが大前提で、これがいまいちだと台無しになる。特にバスドラの存在感は特筆もの。これだけでも John Bonham がどれだけ凄いか分かるというものだ。
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