1999年10月1日金曜日

Loveマシーン

モーニング娘。 [ つんく ]

ハッキリ言わせてもらう。私はこのような曲は嫌いだ。音楽的に何が面白いのかまったく分からないし、曲もつまらない。歌も下手だし、あんなに沢山で歌うのに、ハーモニーもない。聴いたことで感動や教訓など、何かを得ることもない。それが売れれば良いだけのポップスと言えばそれまでなのだが・・・。なぜここにエントリーされているのか。もちろん個人的観点のみの判断だが、評価できる部分があるからだ。

否定的な意見は一通り挙げた。これらの要素はダメだということだ。それ以外で、何があるか。
「元気」「楽しさ」だ。「なぁんだ」と言わないでほしい。実は、音楽で一番重要なものはコレではないだろうか。楽しくやれないなら「音楽」ではないだろう。

バブル崩壊後の不況が長引く中、若い女の子たちがバカ丸出しで元気に歌う。何度かテレビで見たが、バカバカしいほど明るい。
こんなことを言うと、私はすっかりオヤジのようだが、個人的趣味から言って、彼女たちはあまりタイプではない。中学生の文化祭のようだし、「プロフェッショナル」という感じはない。
しかし、それが良いのだ。仕掛人のつんくも実はそれを狙っているのではないか。「こいつらバカじゃないか。まぁいっか。明日も頑張ろ」って感じだ。

今日はコードや曲展開の話しもアーティストの話しもないが、これも立派な音楽論だと思っている。

0 件のコメント:

コメントを投稿