2000年5月29日月曜日

iWorld

Minstrel [ Original ]

久しぶりに作ったオリジナル曲。このタイトルのつけ方は、「iMac」やソフトの「iTunes」等と同じ感覚で、Macユーザーなら愛着のあるものだと思う。しかしこれはダブルミーニングになっていて、もう一つ別の意味がある。

この曲は、最初に4つのコードが浮かんで、これが柱になっている。ありふれたコード進行だが、ギターで弾くとなかなか感じが良い。「DM7」 「Bm7」 「E9 11」 「A13」だ。それぞれのテンションノートがなかなか気持ち良い。ピアノ等で弾くと、コードを構成する音がそう変わっていないことが分かるだろう。

ギターソロは少し変わったコード進行になっている。最初の部分が「E」と「F#」の繰り返し、次が「Bm」 「Bm」 「E♭onG」 「F#」の繰り返し。ここから次の出だしの「G」へ入る。どうしても変わったソロになる。アドリブで弾いているのだが、なかなかハマるソロが弾けずに何度も弾き直した。

エンディングのピアノのソロがかなり気に入っている。ソロというほどのものではないのだが、これもギターソロ同様、アドリブで弾いたものだ。うまく曲にマッチしていて、エンディングらしい感じも出ていると思う。

この曲、本来は歌詞をつける予定だったのだが、今だに歌詞は完成していない。

だいたいの構想はあるのだが、なかなか現実のものとならない。だいたいの内容としては、「iWorld」とは「自分の世界」という感じだが、これは同時に誰か特定の人の世界でもある。彼氏、彼女かもしれないし、親兄弟かもしれないし、まったく知らない相手かもしれない。そういう相手が突然どこからともなく自分の前に現われて、また消えて行く。そんな人生の出会いや別れ、そして自分の世界観を曲にしたものだ。

[ 音は悪いですがエンディングの50秒だけ音が聴けます ]

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