2000年8月6日日曜日

It's All Right(Piano Version)

Minstrel [ H.Shirakawa ]

先日、初めての屋外ライブを行ったのだが、そのライブでの最後の曲で、唯一のオリジナル曲がこれだ。オリジナルといっても私の曲ではなく、バンドのリーダーの作曲で、多分以前から何度も演奏されている曲だろうと思うが、私にとっては新鮮な曲だ。

バンドの曲なので、もちろんギター、ベース、ドラムの編成で演奏されるものだが、ここでは私が勝手にアレンジを変えてピアノ・バージョンにしてしまったものを紹介する。

原曲通り、シャッフルのリムズが気持ち良い曲で、作りはシンプルだが、そのシンプルさが良い。シンプルで元気良く、しかもシャッフルのノリでありながら、マイナーコードが多く出て来るあたりのバランスがこの曲の味だと思う。単純でノリ一発のようでいながら、後で何か考えさせるような雰囲気もある。

歌詞も分かりやすくノリ重視なのだが、ピアノ・バージョンでは歌はなし。

ピアノ・バージョンといっても大きく編曲し直したわけではなく、たんにピアノで弾いている状態に近い。

ギター・ソロもそのままピアノで弾いている。このソロ、結構好きだ。当たり前なのだが、他人が考えたソロは自分で弾くものとは違うタイプになり、ある意味、挑戦になる。別にテクニック的に弾けるとか弾けないということではなく、自分なりに消化して納得いくフィーリングで弾けるかどうか、ということなのだ。つまり、他人が考えたソロであっても、最後には「自分のソロ」と言えるだけのものになっていなくてはならない。そうでないなら、ソロは新しく考え直すべきだろう。
ピアノ・バージョンでは、ギターの単音をそのまま弾いたのでは少し寂しいのでハーモニーにしているが、基本的なメロディは同一だ。エンディングだけ早弾きにして変化をつけた。

1音を比較するとギターの方は存在感がある。ピアノは早弾きも簡単なので、フレーズに困ると早く弾いて誤魔化してしまうところがある。

[ 出だしの50秒くらいだけ音が聴けます ]

1 件のコメント:

  1. 音は悪いですが、出だしから47秒だけ音が聴けるようにしました。

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