2004年1月2日金曜日

Mother Nature's Son

Beatles [ J.Lennon/P.McCartney ]

昔から大好きな曲。大自然を感じさせる雄大な雰囲気が最高だ。
曲はPaulがアコースティックギター1本でたんたんと歌っている、とてもシンプルな曲だ。ギターも特に難しい箇所はないので、少し練習すれば誰でも弾けると思う。
とは言え、そこはBeatles、何の工夫もないような曲ではない。例えば、コードの「A」と「D」が入れ替わりに出て来る部分も、そのままのコードを弾いてもいまいちバラバラした感じで雰囲気が出ない。押さえ方を少しだけ工夫する必要があるかもしれない。
最も面白いのは、「テュテュテュ」の部分だろう。パッと聴くと気づかないが、よく聴くとギターとボーカルとでハーモニーになっている。最初のコードはたんなる「D」だが、ボーカルのメロディに合わせるように、1拍毎に「A音」「F#音」「G音」「A音」がトップの音として使われている。コード「D」からは外れる音も押さえ方を変えて使われている。

このボーカルとギターのハーモニー部に続いて、下降していくような部分も特に美しい。「D音」が半音ずつ下がって行って、「G」「Gm」「D」と続く。素晴らしい!思わず「Yeah」と言いたくなるが、Paulもここで言っている。

この後、アルペジオっぽい間奏になる。ここはギターが2本ないと出来ないが、やはり美しい。私はこの曲は一人でしか弾いたことがないため、アルペジオの方はコピーしたことがないが、2人ギターがいればこちらを弾いてみたくなるパートだ。
ちなみに、一昨年のPaulのライブではこの曲をPaulがギター1本で弾いた。間奏部はどのようになるのか注目していたら、全然別のコード進行で「Mother Nature's Son」を連呼するパートに変えていた。やはり間奏はギター2本で味が出るパートなので、一人ではやっても意味がないと判断したのだろう。

右上から聴ける私の演奏もその時のPaulのを参考にしている。

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