2004年6月24日木曜日

Paradise City

Guns N' Roses [ Guns N' Roses ]

最近暑い!夏だ。クソ暑い夏にピッタリなのがこの曲だ。ビデオクリップは屋外でのライブ映像(Monsters of Rock)だったと思うが、広々した夏の空の下で汗まみれになってグルーヴに没頭したい気分になる。

出だしの歌詞が「Take me down to the Paradise City where the grass is green and the girls are pretty」だが、みんなどんなParadise Cityを連想するだろうか。
「the grass is green」という部分があるから夏っぽいのかもしれない。もう出だしのこの歌詞だけで曲への期待度が高くなってしまう。

イントロはギターだけ。それもクリーンな音のアルペジオで始まり、この歌詞が入って来る。「ズン、タン」だけのドラムも最高だ。この後、どんな展開になるのかワクワクしながら待つことになる。
そして「ジャーン」とフル・ボリュームのギター2本とベースが入って来るのだ。「おっ、来たな」と気分は最高潮に達する。思わず拳を天に突き上げたくなる。この部分は意外にもキーボードでメロディが入っているが、これも結構効果的だ。メロディといっても全音符だけのロングトーンなので、キーボードっぽさは感じずに広々した雰囲気だけを感じることになる。

そしていよいよ本編だ。ギターのリフが最高。これを聴けば誰でも思わず体が動いてしまうのではないだろうか。こういう、自然に体を動かしてしまうような力のあるリフこそが最高のロックのリフなのだろう。
その前の部分までで最高の気分なのに、更に最高のリフを続けられればもはやこの曲に逆らうことは出来ない。

「Everybody's doin' their time」の後に1発スネアをかまして再びサビに戻る。この戻りも最高だ。一緒に大声で歌ってしまう。上手い下手などまるで気にならない。皆で歌いたい。

この後、「So far way」の部分を挟むが、こうやって具体性を持たせず、適当にはぐらかすような歌詞が好きだ。

もう充分に盛り上がっているのに、曲の最後は更に盛り上げる。テンポを倍にしてギターソロの弾きまくり大会だ。ペンタトニック使用のシンプルでワイルドで勢い重視のソロだ。メロディックで起承転結があるタイプではないので、誰でも弾きまくれる。

体育会ノリのこういうロックこそ、頭であれこれ考えるのではなく、ただ精神を解放するのみで、ロックの醍醐味を示している最高級のロックと言えるだろう!

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