2003年10月2日木曜日

青い珊瑚礁

松田聖子 [ 小田裕一郎/三浦徳子 ]

この曲が流行っていた頃、私は小学生だった。大人気だった松田聖子だったが、私はそれほど興味はなかったが、テレビ等での露出が多いため嫌でも耳にしている上、小学校の運動会のダンスの曲に使われたので良く覚えている。ちなみに前年は『花笠音頭』だったため、この曲がとてもよく感じられた。(何度も練習させられたということは、何度も聴いたということ)

まさに青い空に白い雲、広々ときらめく海が似合う、夏にピッタリで開放的な気分になれそうな曲だ。伸びやかで晴れやかなボーカルも良い。

しかしそれ以上に曲が好きだ。特に好きなのはサビではなくヴァースの方だ。「あなたと逢うたびに~」という部分だ。

コード進行で言うと、キーが「A」として、「A」 「C#m7」 「Bm7」 「G」 「Bm」 「E7」という出だし。そしてほとんど繰り返しの「A」 「C#m7」 「Bm7」と進み、「E」で締める。
この直後が素晴らしいのだ。ジャーンと一瞬の「E♭」を挟んで、「D」「EonD」 「C#m7」 「F#m7」 「Bm7」 「Dm7」 「E7」といく。しかもリズムが半分になり、嫌でも注目するようになっている。

このうちの「EonD」と「Dm7」が最高だ。前者はベース音がそのままなのが最高だし、後者はこの小節だけ転調したかのように「F#音」ではなく「F音」に落ちる。このように私はメジャー→マイナーを思わせる(BmをDとすれば)進行に弱いのだ。

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