レベッカ [ 土橋安騎夫/宮原芽映 ]
前回の「光と影の誘惑」以来、すっかりレベッカづいてしまった。あれから「光と影の誘惑」を中心に『REBECCA IV』を久しぶりに聴き直してみたのだが、いい曲は多いしとても新鮮に感じる。
で、今回取り上げるのはオープニングナンバーの『Hot Spice』という曲。実はこのアルバムを買った高校生の頃はこの曲だけは唯一好きになれない曲だった。
ところが今回、10年以上ぶりに聴いてみたところ・・・、これがハマる!カッコいい曲だ!
イントロ。まさにHot Spiceという感じの切れ味鋭いギターが最高。思わずJames Brownを思い出す。入れ替わりに登場するビッグなサウンド&グルーヴのドラムも最高。
レベッカの曲はどれもそうだが、ドラムがビッグなサウンドだ。比較的シンプルなパターンが多いが、それを単調にならずに最高のグルーヴを叩き出すのだから最高だ。
イントロのギターのコードは「Am11」だろうか。ちょっと違うかもしれない。表記的には「11th」の音があるのだから当然基本は「Am7」なのだろうが、「7th」の音は聴こえない(もちろんキーボード等、他の楽器には出て来る)。ストラト系のギターの乾いた音が最高だ。
ドラムと同時に出て来るキーボードはMIDIだろうか?かなり機械的な感じだが、それが生々しいギターやドラムと対照的でカッコいい。
ボーカルが登場するところからのコードもざっととってみた。「F」 「Dm」 「Em」 「Am」と来て、繰り返しの最後は「Am」でなく「A」。3回目の最後は「E7#9」、いわゆる「ジミヘン・コード」だ。こういうリズミックな曲にはつい使いたくなる。
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