2003年10月4日土曜日

Lady Jane

Rolling Stones [ M.Jagger/K.Richards ]

車の中のラジオでかかり久しぶりに聴いて感動した。アコースティックギターの弾き語り的な曲でギターは2本か・・・。効率の良い素晴らしいアレンジだ。
家に帰って、最初はピアノで弾き、やっぱりギターということで、結局ギターも持ち出してみた。あらためて美しい曲だぁ。こんなにシンプルなのに。

何が美しいかって、サビ(なのかな?2パートしかない曲だから・・・)の部分の最初のギターの音!コードは「E7」なのだが、ギターは低い「G#音」を鳴らしている。「Am」を挟んだ後の「D7」の時も「F#音」を出している。これも良いが、とにかく最初の「G#音」でもうメロメロだ。
また、「Am」の時の12弦ギターも効果的で良い。

その他、イントロもなかなか。まず最初のギターの出だしは1弦と4弦が開放弦なのだろうと思う。ギターは同じ音程でも開放弦と押さえた場合の音とではだいぶ響きが違う。開放弦が最も弦を大きく振動させることが出来るので美しい音なのかもしれない。
で、このイントロの出だしは「Dadd9」的な響きで、この「add9」に当たる「E音」が開放弦になるわけだ。4弦の方は低いルート音になる。
このフレーズに絡んで、12弦ギターのメロディが入るのだが、恐らく1弦をDにチューニングして1弦開放&2弦のメロディで弾いているのだと思う。つまり2本の弦でハーモニーになっているのだが、一つの音はずっと下の「D音」なわけだ。一部上下が逆転するところが面白い。

Mick Jaggerは決して上手いボーカリストではないけれど、最高に雰囲気のある歌を歌う。

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