2003年12月2日火曜日

Cocaine

Eric Clapton [ J.J.Cale ]

おととい、単独公演としては初めてのEric Claptonのライブを見た。過去にないほどの代表曲をセレクトしたセットリストだったが、その中でもハイライトの一つになったのがこの曲だ。

Creamの「Sunshine Of Your Love」を思わせるイントロのリフだ。それにボーカルの入りも同じだ。意識してか分からないが、Cream時代の雰囲気を狙ったのかと思ってしまう。
ただしこの曲、Claptonのオリジナルではない。オリジナルであるJ.J.Caleのバージョンは聴いたことがないのだが、どうやらリフはJ.J.Caleのオリジナルに近いものらしい。だとすれば「Sunshine Of Your Love」との関連を云々するのは無意味になる。たんにもともとこういうリフだったというだけかもしれない。

「Sunshine Of Your Love」と似てはいるものの、ライブでイントロを聴いた瞬間は、「Sunshine Of Your Love」ではなく「Cocaine」だということはすぐに分かった。

ハードな「Sunshine Of Your Love」と比べると、もっとレイドバックした感じになっていて、ゆったりと大きなリズムを持った曲だ。それ事体がこの曲のカッコ良さになっている。このような大きなノリを感じさせるドラムは大好きなのだ。

今回の来日でのセットリストでは「Cocaine」から「Knock On Heaven's Door」となっており、意味深な流れだ。が、私が見た日は「Knock On Heaven's Door」をやらず、一気に「Layla」へ流れ込み、盛り上がりは最高潮となった。

それにしても、日本ではこんなタイトルの曲は絶対に許されないだろうな。まして売れっ子ミュージシャンが、なんて。

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