2018年5月24日木曜日

Toe'n The Line

Pride & Glory [ Zakk Wylde ]

Black Sabatth と Ozzy とサザンロックが好き!で個人的好みとピッタリ一致。ソロになった Zakk Wylde のバンド Pride & Glory は一発で気に入った。「Ozzy らしくない」とか「こんなヘヴィなサザンロックがあるか」のような批判もあったようだが、当たり前だ、Ozzy + サザンロックなのだから。
今回はそんな Pride & Glory から、当時のライブで1曲目にプレイされていたこの曲を取り上げる。サザンロック・テイストは少ないが、アドリブのスペース満載の楽しくヘヴィな曲だ。ギターのチューニングは6弦が1音下げになっているので一番下が「D音」まで出る。

シャッフルのリズムとめちゃヘヴィなリフで始まる。「G#」3連が気持ち良い。その音色のまま「D7」のアルペジオがあったりするAパート。Bパートは「Em」から「G」「A」と上昇し元に戻る。直後の「D」「C#」「C」でのリフも気持ちが良い。ベースもウネっている。Cパートはスローなアルペジオのようなパートで「D7」「E7」を行き来し、スローダウンしたまま曲が終わる。
と思いきや終わらない。先ほどの「D」「C#」「C」でのリフが復活し、ベースとの面白い絡みがあって、ソロとなる。この辺りとても格好良い。

ソロは得意のチキン・ピッキングの早弾き+ペンタトニックのシンプル豪快系ソロだ。これもとても格好良い。とてもゆったりした2音チョーキングがあったかと思うとリズムの性格な超早弾き(1拍6連)があったり緩急も凄い。そしてもう一度歌に戻って終わる。

と思ったら、また終わらない。ワウを絡めた新たなリフが登場し、新たなメロディの歌も入る。「A7/G7」の部分で少し前の雰囲気を感じさせつつ、再びソロへ入る。
再びペンタトニックの豪快ソロ。アドリブとスローなチョーキングと早弾きのコンビネーションがこれでもかと続き、それにベースが激しく絡む。このあたりはサザンロック色はまったく感じさせず、Cream のソロのようだ。
ライブでは相当長い時間ソロがあってCDの倍くらいの演奏時間になる。このあたりも60年代後半や70年代みたいだ。ひたすら男くさい豪快な1曲だ。

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