Franz Schubert [ Franz Schubert ]
『山河燃ゆ』つながり第3弾だが、これはあくまで個人的連想で、実際には何のつながりもないので悪しからず。
個人的に、この曲調がどうしても戦前・戦中の美しさと狂気が混在する雰囲気を感じてしまう。そして NHK 大河ドラマ『山河燃ゆ』の世界とリンクしてしまう。歪んだ時代背景と、精一杯生きぬく美しさとが狂おしいまでの破滅的美学となって胸に迫るのだ。
シューベルトの『交響曲第7番』は一般に『未完成交響曲 ロ短調』の方が通りが良い。1822年の作だが、細かいことは知らないし、曲の背景も知らない。
好きなのは第1楽章。劇的で狂気を感じさせる曲調、ダイナミクス、コード、そして繰り返される主題に涙が出てほどの感動を覚える。
出だしは重低音に静かに響く不気味なメロディ。これから始まるヘヴィな物語を暗示しているようだ。
そういえば基本リズムが3/4拍子なのも『山河燃ゆ』と共通している。
最初のダブルピッキング(ギターのテクニックの一つ)のようなリフは、早くも美しさと重々しさが同居する。その理由は「Bm」の中での「F音」の使い方にある。「C#音」の時のハモリに「F音」の時と「E音」の時がある。この半音階の使い方が不安定さを増幅させる。このリフだけで格好良が、これに主題が乗ってくる。時折入る和音が波乱含みの時代背景を思わせる。
「Bm」が何小節か続いた後、「D」「EmonG」「Aaug」「D」「F#7」と続く。「Aaug」のところは自信がないが、そう聴こえる。
更に2回目は「Bm」を4小節繰り返した後、「D」「Gm」「Em7」「F#7」と続いて行くのだが、「Gm」の時にも「A音」「C音」「E♭音」のディミニッシュのような和音から入って不安定さを増幅させる。
盛り上がりが絶頂に達した瞬間、突然ホルンだけのロングトーンが残る。闇の中からの一筋の光のように。「D音」だ。
そして2つ目の主題が流れる。キーは「G」に変わる。少し安心感のあるメロディだが、1回目を聴かせると2回目にすぐ狂おしいような展開に変わる。このあたりが狂気の時代を感じさせる部分だ。安心したと思うとすぐに狂気、静と動の対比ももの凄い。
「G」「D」「D」「G」「E」「E」「Am」「D」となる。3コードは「G」に対し「D」と「C」になるので、「E」はとても不安にさせる。この「E」が最高に格好良い。
そしてイキナリ「Adim onC」が響く。先ほどのホルンのロングトーンとは一転し、暗くヘヴィなブレイクがある。そして狂気の劇的な展開の連続。
その中で2つ目の主題が聴こえてくる中、今度は美しい展開をみせる。狂気から美へ。 すると再び最初に戻り、何も変わっていないことを思い知らされる。まったく凄い展開だ。
「なぜか今日はこの曲が頭の中をグルグル駆け巡る…」「無性にあの曲が聴きたくてたまらない~」という時もありますよね。
そんな「今日の一曲」をどこが気に入ったのか等を含めて紹介するコーナーです。
※コードなどは耳で聴いてとったものなので、間違っていたらゴメンナサイ。
オリジナル曲は音を聴けるようにしていたものの、現在は聴けなくなってしまっています。復旧までしばらくお待ちください。
バンド単位での話題はこちらでも書いていますので、よろしかったらどうぞ。
2018年2月9日金曜日
2018年2月8日木曜日
これぞマドロスの恋
奥田良三 [ Werner Richard Heymann / 葉巻逸雄 ]
NHK 大河ドラマ『山河燃ゆ』つながりで思い出した曲。ドラマの中で使用されていて、なかなか良い感じを出している。酒場(喫茶店だが)で仲間同士肩を組み、自分たちのテーマソングだと言って歌うシーンがある。 元々はドイツの映画『狂乱のマンテ・カルロ』の主題歌で、1931年に流行ったらしい。「マドロス」とは船乗りのこと。当然歌詞もドイツ語だが、日本詞のものしか知らない。日本語版も1934年にヒットしている。
これぞマドロスの恋
錨はくわせぬ俺の胸
めぐる港々に
花は咲く薔薇は咲く
甘い夢の一夜
明けりゃ『おさらば』よ
これぞマドロスの恋
俺の誠は流れる風と波
日本版は勇ましい行進曲調。長いイントロ(歌なしのメロディつき伴奏?のみで1回フルで通すところが凄い)の後、歌になる。当時の歌唱スタイルそのまま、歌い上げ型だが、案外自信満々でロマンチストな水兵さんのイメージにあっているし、そもそも男なんてそんなものという感じなのだろう。
シンプルな3コードの曲で、「G」「G」「C」「G」「G」「G」「C/D」「G」で、サビのところからは、「C」「G]「C」「G」「G」「C」「C/D」「G」という感じ。「C」から「D」へ行くところが少しらしさを感じさせる。サビの「C」のところから、一気にコードトーンを上るところが良い。
NHK 大河ドラマ『山河燃ゆ』つながりで思い出した曲。ドラマの中で使用されていて、なかなか良い感じを出している。酒場(喫茶店だが)で仲間同士肩を組み、自分たちのテーマソングだと言って歌うシーンがある。 元々はドイツの映画『狂乱のマンテ・カルロ』の主題歌で、1931年に流行ったらしい。「マドロス」とは船乗りのこと。当然歌詞もドイツ語だが、日本詞のものしか知らない。日本語版も1934年にヒットしている。
これぞマドロスの恋
錨はくわせぬ俺の胸
めぐる港々に
花は咲く薔薇は咲く
甘い夢の一夜
明けりゃ『おさらば』よ
これぞマドロスの恋
俺の誠は流れる風と波
日本版は勇ましい行進曲調。長いイントロ(歌なしのメロディつき伴奏?のみで1回フルで通すところが凄い)の後、歌になる。当時の歌唱スタイルそのまま、歌い上げ型だが、案外自信満々でロマンチストな水兵さんのイメージにあっているし、そもそも男なんてそんなものという感じなのだろう。
シンプルな3コードの曲で、「G」「G」「C」「G」「G」「G」「C/D」「G」で、サビのところからは、「C」「G]「C」「G」「G」「C」「C/D」「G」という感じ。「C」から「D」へ行くところが少しらしさを感じさせる。サビの「C」のところから、一気にコードトーンを上るところが良い。
2018年2月7日水曜日
山河燃ゆ
NHK交響楽団 [ 林光 ]
1984年の NHK 大河ドラマ『山河燃ゆ』の主題曲。戦前・戦中・戦後の難しい時代を日系二世という更に難しい立場の主人公が生き抜き、恋や苦悩とともに歪んだ時代背景をも描いた文字通り大作のドラマ。見応え充分で劇的な展開は今でも楽しめる。
主役は松本幸四郎(当時)で、他に西田敏行、沢田研二といった豪華な出演者だが、特に大原麗子と三船敏郎が魅力的で印象に残った。
さて、音楽だが、このOPテーマ曲、バックの映像は1983年、インドネシアでの皆既日食のシーンで挟まれた、荒野に延々とつながる道を走りながら、走馬灯のように本物の写真が流れるといったもの。ドラマのイメージピッタリ。この広いだけの荒野の大地にも様々な生活の泣き笑いがあっただろうし、しかし時代は荒れているし、でも最後には日食も終わり、光が見えて来る・・・。
ドラマチックなファンファーレで幕を開ける曲は、すぐに主題が提示される。重々しさはそのまま時代の雰囲気を表わしている。
「Em」で続く中、更に緊張感を高める「F」が入り、展開するところは「Em」から「B♭」「Em」「C」「Am」「D」「G」と移り、次のパートへと入る。
このおだやかなパートは日々の楽しく懐かしい生活を表わしているのか。こんな時代でも、当然日々の生活があり、愛すべき家族や友人たちがいる。「G」「G」「C」「C」「G」「G」「D」「D」の部分だ。
しかしこの優しい感じの安定感が次第に歪んでいく。「G」から「D」「E♭dim」そして「Em」へ戻る。現実に引き戻されたかのようだ。
この曲を聴くと、どういうわけかシューベルトの『未完成』を連想してしまう。このあたり、近いうちに取り上げたいと思う。
1984年の NHK 大河ドラマ『山河燃ゆ』の主題曲。戦前・戦中・戦後の難しい時代を日系二世という更に難しい立場の主人公が生き抜き、恋や苦悩とともに歪んだ時代背景をも描いた文字通り大作のドラマ。見応え充分で劇的な展開は今でも楽しめる。
主役は松本幸四郎(当時)で、他に西田敏行、沢田研二といった豪華な出演者だが、特に大原麗子と三船敏郎が魅力的で印象に残った。
さて、音楽だが、このOPテーマ曲、バックの映像は1983年、インドネシアでの皆既日食のシーンで挟まれた、荒野に延々とつながる道を走りながら、走馬灯のように本物の写真が流れるといったもの。ドラマのイメージピッタリ。この広いだけの荒野の大地にも様々な生活の泣き笑いがあっただろうし、しかし時代は荒れているし、でも最後には日食も終わり、光が見えて来る・・・。
ドラマチックなファンファーレで幕を開ける曲は、すぐに主題が提示される。重々しさはそのまま時代の雰囲気を表わしている。
「Em」で続く中、更に緊張感を高める「F」が入り、展開するところは「Em」から「B♭」「Em」「C」「Am」「D」「G」と移り、次のパートへと入る。
このおだやかなパートは日々の楽しく懐かしい生活を表わしているのか。こんな時代でも、当然日々の生活があり、愛すべき家族や友人たちがいる。「G」「G」「C」「C」「G」「G」「D」「D」の部分だ。
しかしこの優しい感じの安定感が次第に歪んでいく。「G」から「D」「E♭dim」そして「Em」へ戻る。現実に引き戻されたかのようだ。
この曲を聴くと、どういうわけかシューベルトの『未完成』を連想してしまう。このあたり、近いうちに取り上げたいと思う。
2018年2月4日日曜日
Roudabaut
YES [ Steve Howe/Jon Anderson ]
70年代のプログレシヴロックバンド・YES の代表曲だ。8分以上ある大作で、演奏も歌詞も大変聴き所の多い曲。
「Roudabaut」とはロータリーになっている交差点のことだが、それに人間関係や大自然と重ね合わせる、難解ながら奥が深く味わいのある歌詞なのだが、今回は曲の方にスポットを当てるので、歌詞の話しはこれでオシマイ。
バンドの編成がギター、ベース、ドラムにキーボードで、全パート共テクニカルで手数の多いプレーヤーなので聴き所満載。もちろんボーカル&ハーモニーもなかなか。
まずイントロだが、アコースティック・ギターの静かな雰囲気から邪悪なキーボードが絡むワクワクするような出だし。「何が起こるのだろう」と感じさせる。リズム・インすると、手数の多いベースが入って来て、キーボードのリフとアコースティック・ギターのハーモニクス連発。難しいプレイではないが実に考えてある。
その後のパートで出て来るエレキ・ギターとの兼ね合いもそれぞれの良さを出していてなかなか。
高い声質のボーカル・Jon Anderson は複雑なバックに乗せてシンプルで分かりやすいメロディを歌う曲が多い。このあたりがYESの人気の秘密だろうと思う。この曲も同様で、目まぐるしく変化する曲調とは裏腹に、ボーカルラインは分かりやすい。
静かな中間部。イントロ同様のアコースティック・ギターが中心だが、その後ろでキーボードのコードトーン超早弾きがある。シーケンサーのような雰囲気だが、この時代は指弾きだ。
そしてこの部分が終わると一転して激しいキーボードのソロ。そしてギターへ受け継がれ、盛り上がった後に最初に戻る。
エンディングで聴けるのはボーカルのハーモニー。このハーモニーも YES の武器で、特にベースの Chris Squire が特徴ある要で、2015年に亡くなってしまったのが実に惜しい。
この曲、私はキーボード・レスのバンドで是非やってみたかった曲だ。演奏していて楽しい曲だが、最大の楽しみはキーボード・ソロのところ。かっ飛んだソロを弾いてみたかった。
70年代のプログレシヴロックバンド・YES の代表曲だ。8分以上ある大作で、演奏も歌詞も大変聴き所の多い曲。
「Roudabaut」とはロータリーになっている交差点のことだが、それに人間関係や大自然と重ね合わせる、難解ながら奥が深く味わいのある歌詞なのだが、今回は曲の方にスポットを当てるので、歌詞の話しはこれでオシマイ。
バンドの編成がギター、ベース、ドラムにキーボードで、全パート共テクニカルで手数の多いプレーヤーなので聴き所満載。もちろんボーカル&ハーモニーもなかなか。
まずイントロだが、アコースティック・ギターの静かな雰囲気から邪悪なキーボードが絡むワクワクするような出だし。「何が起こるのだろう」と感じさせる。リズム・インすると、手数の多いベースが入って来て、キーボードのリフとアコースティック・ギターのハーモニクス連発。難しいプレイではないが実に考えてある。
その後のパートで出て来るエレキ・ギターとの兼ね合いもそれぞれの良さを出していてなかなか。
高い声質のボーカル・Jon Anderson は複雑なバックに乗せてシンプルで分かりやすいメロディを歌う曲が多い。このあたりがYESの人気の秘密だろうと思う。この曲も同様で、目まぐるしく変化する曲調とは裏腹に、ボーカルラインは分かりやすい。
静かな中間部。イントロ同様のアコースティック・ギターが中心だが、その後ろでキーボードのコードトーン超早弾きがある。シーケンサーのような雰囲気だが、この時代は指弾きだ。
そしてこの部分が終わると一転して激しいキーボードのソロ。そしてギターへ受け継がれ、盛り上がった後に最初に戻る。
エンディングで聴けるのはボーカルのハーモニー。このハーモニーも YES の武器で、特にベースの Chris Squire が特徴ある要で、2015年に亡くなってしまったのが実に惜しい。
この曲、私はキーボード・レスのバンドで是非やってみたかった曲だ。演奏していて楽しい曲だが、最大の楽しみはキーボード・ソロのところ。かっ飛んだソロを弾いてみたかった。
2018年2月2日金曜日
夕焼けとんび
三橋美智也 [ 吉田矢健治/矢野亮 ]
1958年の曲だそうだ。演歌を好まない私だが、生まれる前の時代の演歌や民謡は古き日本の良さを表わしている気がするので例外だ。(最も演歌全般そんな感じだが)この曲を知ったのは中学時代に好きだったヤツがいてその影響だが、まさに古き日本の良さが分かるような曲。そもそも夕焼けやとんびを題材にした素朴な風景を歌っているなんて、アメリカで言えばカントリーやブルーズだ。
大空を舞うとんびに家族(兄)を想う心を託すような内容。果てなき想いと優しさがミックスしているような歌詞に、思わずホロッとする。最後は帰ると約束した兄が祭りの時期にも帰って来ずに「バカっちょ」と呼ぶあたりもかわいらしい。
曲も少し触れておくと、コード進行は、「A」「D」「A」「E7」「D」「A」と来て、「そこから東京が~」の部分が、「A」「E7」「A」「A」「E/D」「D」「A/D」「A」「A」「E7/A」という感じ。
基本的にはまんま3コードの曲になるが、サビ(?)の部分などは、ブルーズなんかと比べるとちょっと独特な進み方をする。これが演歌ということか。(演歌の知識は皆無なのでよく分からない)
「D」の持つ意味合いが独特だなと感じるが、そのあたりを解説してくれる人がいたら勉強になるのだが・・・。
1958年の曲だそうだ。演歌を好まない私だが、生まれる前の時代の演歌や民謡は古き日本の良さを表わしている気がするので例外だ。(最も演歌全般そんな感じだが)この曲を知ったのは中学時代に好きだったヤツがいてその影響だが、まさに古き日本の良さが分かるような曲。そもそも夕焼けやとんびを題材にした素朴な風景を歌っているなんて、アメリカで言えばカントリーやブルーズだ。
大空を舞うとんびに家族(兄)を想う心を託すような内容。果てなき想いと優しさがミックスしているような歌詞に、思わずホロッとする。最後は帰ると約束した兄が祭りの時期にも帰って来ずに「バカっちょ」と呼ぶあたりもかわいらしい。
曲も少し触れておくと、コード進行は、「A」「D」「A」「E7」「D」「A」と来て、「そこから東京が~」の部分が、「A」「E7」「A」「A」「E/D」「D」「A/D」「A」「A」「E7/A」という感じ。
基本的にはまんま3コードの曲になるが、サビ(?)の部分などは、ブルーズなんかと比べるとちょっと独特な進み方をする。これが演歌ということか。(演歌の知識は皆無なのでよく分からない)
「D」の持つ意味合いが独特だなと感じるが、そのあたりを解説してくれる人がいたら勉強になるのだが・・・。
2018年2月1日木曜日
CARNAVAL
大貫妙子 [ 大貫妙子 ]
大貫妙子という人をよくは知らないのだが、曲を聴けば才能ある音楽の人だなというのはすぐに分かる。このタイプの音楽人間には憧れる。自分以上の才能を持った人には敬意を表するが、その反面悔しくもある。もちろんよく訓練と努力が成す結果なので、嫉妬するのは筋違いなのだが。
この曲は YMO のメンバーが参加して制作されたもので、モロに当時の雰囲気を感じさせる曲だ。
曲は不思議な雰囲気を持つコード進行で、途中の転調のようなところから浮遊感を感じさせる展開になる。(調がよく分からないと浮遊する感じになる)
Aメロの頭からのコードは、「Cm/B♭」「A♭/B♭」「A♭M7」「B♭」「Cm/B♭」「A♭/B♭」「A♭M7」「B♭」「Dm」「DmonC」「B♭M7」「G」「Gm」「C」「Dm」と続く。
それにしても、「Dm」のところや「G」のところ、決して予測できないし、特に「G」が凄い。そしてその次ですぐに「Gm」に戻す。このあたりのセンスに脱帽という感じ。素晴らしい。
「Dm」のところから転調していることになるが、またイントロの進行を挟んで「Cm」に戻る。
同じJポップでも音楽的な刺激が強いこの手の、捻りに捻りました的な曲は音楽のパズルのようで聴いていて楽しい。
大貫妙子という人をよくは知らないのだが、曲を聴けば才能ある音楽の人だなというのはすぐに分かる。このタイプの音楽人間には憧れる。自分以上の才能を持った人には敬意を表するが、その反面悔しくもある。もちろんよく訓練と努力が成す結果なので、嫉妬するのは筋違いなのだが。
この曲は YMO のメンバーが参加して制作されたもので、モロに当時の雰囲気を感じさせる曲だ。
曲は不思議な雰囲気を持つコード進行で、途中の転調のようなところから浮遊感を感じさせる展開になる。(調がよく分からないと浮遊する感じになる)
Aメロの頭からのコードは、「Cm/B♭」「A♭/B♭」「A♭M7」「B♭」「Cm/B♭」「A♭/B♭」「A♭M7」「B♭」「Dm」「DmonC」「B♭M7」「G」「Gm」「C」「Dm」と続く。
それにしても、「Dm」のところや「G」のところ、決して予測できないし、特に「G」が凄い。そしてその次ですぐに「Gm」に戻す。このあたりのセンスに脱帽という感じ。素晴らしい。
「Dm」のところから転調していることになるが、またイントロの進行を挟んで「Cm」に戻る。
同じJポップでも音楽的な刺激が強いこの手の、捻りに捻りました的な曲は音楽のパズルのようで聴いていて楽しい。
2018年1月28日日曜日
ユー・メイ・ドリーム
SHEENA & THE ROKKETS [ 鮎川誠, 細野晴臣/柴山俊之, Chris Mosdell ]
SHEENA & THE ROKKETS の代表曲。バンドの存在は大昔から知っていたのだが、「日本のバンド」「メインは女」というだけで気嫌いして聴いておらず、知らなかった。「どうせ軟弱なロックもどきバンドだろう」とタカをくくっていた。
それがYouTubeで何かの番組のものでギタリストを紹介しているものを見て鮎川誠を見た。テレビで見かけたことはあったが、まともに音楽を聴いたのは初めてだった。
「凄い!」が最初の感想。日本にこんなロックな人がいたのか。それまで日本最強のギタリストはチャーだと思っていたが、1曲聴いただけでそれに匹敵する存在だと分かった。まさに衝撃。その後、ROKKETS を聴いてその格好良さに再び衝撃。更には、この代表曲『ユー・メイ・ドリーム』でまたまた衝撃。ロックっぽいROKKETSにポップの要素もあるとは! 短期間で衝撃の連続。
昔、私の周囲で「ROKKETS は最高だよ」と教えてくれたのにバカにした扱いをしてしまった多くの皆さん、本当にすみませんでした。私が間違っていました。知らないだけなのに知ったかをすると恥かきますね。
この曲は代表的な ROKKETS の曲とは違い、細野晴臣が YMO っぽさを導入していることで有名で、何と ROKKETS の曲なのにギターがない!
鮎川誠はこの曲をリリースするのに葛藤があったというが、しかし曲調もアレンジや編成も「曲が良けりゃ、そんなのどうでもいい」と言えるところがロックだ。
で、ライブになれば、当然ギターとベースでの演奏になる。ここが聴き所。キーボードだらけの曲を編成を変え、当然アレンジも変えて演奏すれば、普通は原曲の良さは丸っきり壊れてしまい、別の曲のようになってしまうことがほとんどだ。
ところがROKKETSの場合、不思議なことに原曲の良さを損ねずに、更にパワーアップしているではないか! このパワーアップした部分が最高にカッコいい。おそるべし ROKKETS。
具体的に言うと、ライブでのギターアレンジが良いのだ。特にエンディングの方の高い音を使ったフレーズが嫌でも盛り上げるし、勢い、ヘヴィさとも最高だ。これだけで「鮎川天才!」と言いたい。
別に複雑なプレイをしているわけではない。というより、たった1音で認めさせるような、周囲を唸らせるようなプレイには、どんなに音数が多く複雑なプレイも敵わないという典型のようなプレイだ。鮎川は当たり前にように弾いているが、このプレイ、この音、このタイミングを探すのがどれだけ凄いことか。出来たものを聴かされれば「こんなの俺だって弾けるよ」と思うだろうが、何もない真っ白な状態で考えるのとでは天地の差がある。ましてや、原曲はギター・レスでポップな魅力を振りまいた曲なのだ。そういう曲にワイルドなギター・プレイを持ち込むというのは難しいものだ。
もちろん、シーナさんや他のパートの貢献もあるし、曲そのものの魅力が高いからこそであることは言うまでもないが。
「A」「F#m」「D」「Bm7」「E」というシンプルな構成で進むが、一気に爆発するようなサビ(「F」「G」「A」で畳み掛ける)が格好良い。この押せ押せ感がなかったらくだらないアイドル・ソングになりそうなのを、アイドルを一瞬で蹴散らすような凄まじさだ。サビで2ビートになるドラム・アレンジやライブでブイブイ唸るベースも心地よい。
最後にシーナさん。2015年に亡くなってしまった。石橋凌のライブCDで知ったのだが、是非生きている時に生歌を聴いてみたかった。昔、一緒にバンドをやっていたヴォーカルの女性が「最高に格好良い人で、憧れであり目標だ」と言っていた。格好良さだけでなく、凄みを感じさせるし、同時にセンスもあり、時折見せる可愛らしさもチャーミングだ。今更だけど、謹んでご冥福をお祈りいたします。
SHEENA & THE ROKKETS の代表曲。バンドの存在は大昔から知っていたのだが、「日本のバンド」「メインは女」というだけで気嫌いして聴いておらず、知らなかった。「どうせ軟弱なロックもどきバンドだろう」とタカをくくっていた。
それがYouTubeで何かの番組のものでギタリストを紹介しているものを見て鮎川誠を見た。テレビで見かけたことはあったが、まともに音楽を聴いたのは初めてだった。
「凄い!」が最初の感想。日本にこんなロックな人がいたのか。それまで日本最強のギタリストはチャーだと思っていたが、1曲聴いただけでそれに匹敵する存在だと分かった。まさに衝撃。その後、ROKKETS を聴いてその格好良さに再び衝撃。更には、この代表曲『ユー・メイ・ドリーム』でまたまた衝撃。ロックっぽいROKKETSにポップの要素もあるとは! 短期間で衝撃の連続。
昔、私の周囲で「ROKKETS は最高だよ」と教えてくれたのにバカにした扱いをしてしまった多くの皆さん、本当にすみませんでした。私が間違っていました。知らないだけなのに知ったかをすると恥かきますね。
この曲は代表的な ROKKETS の曲とは違い、細野晴臣が YMO っぽさを導入していることで有名で、何と ROKKETS の曲なのにギターがない!
鮎川誠はこの曲をリリースするのに葛藤があったというが、しかし曲調もアレンジや編成も「曲が良けりゃ、そんなのどうでもいい」と言えるところがロックだ。
で、ライブになれば、当然ギターとベースでの演奏になる。ここが聴き所。キーボードだらけの曲を編成を変え、当然アレンジも変えて演奏すれば、普通は原曲の良さは丸っきり壊れてしまい、別の曲のようになってしまうことがほとんどだ。
ところがROKKETSの場合、不思議なことに原曲の良さを損ねずに、更にパワーアップしているではないか! このパワーアップした部分が最高にカッコいい。おそるべし ROKKETS。
具体的に言うと、ライブでのギターアレンジが良いのだ。特にエンディングの方の高い音を使ったフレーズが嫌でも盛り上げるし、勢い、ヘヴィさとも最高だ。これだけで「鮎川天才!」と言いたい。
別に複雑なプレイをしているわけではない。というより、たった1音で認めさせるような、周囲を唸らせるようなプレイには、どんなに音数が多く複雑なプレイも敵わないという典型のようなプレイだ。鮎川は当たり前にように弾いているが、このプレイ、この音、このタイミングを探すのがどれだけ凄いことか。出来たものを聴かされれば「こんなの俺だって弾けるよ」と思うだろうが、何もない真っ白な状態で考えるのとでは天地の差がある。ましてや、原曲はギター・レスでポップな魅力を振りまいた曲なのだ。そういう曲にワイルドなギター・プレイを持ち込むというのは難しいものだ。
もちろん、シーナさんや他のパートの貢献もあるし、曲そのものの魅力が高いからこそであることは言うまでもないが。
「A」「F#m」「D」「Bm7」「E」というシンプルな構成で進むが、一気に爆発するようなサビ(「F」「G」「A」で畳み掛ける)が格好良い。この押せ押せ感がなかったらくだらないアイドル・ソングになりそうなのを、アイドルを一瞬で蹴散らすような凄まじさだ。サビで2ビートになるドラム・アレンジやライブでブイブイ唸るベースも心地よい。
最後にシーナさん。2015年に亡くなってしまった。石橋凌のライブCDで知ったのだが、是非生きている時に生歌を聴いてみたかった。昔、一緒にバンドをやっていたヴォーカルの女性が「最高に格好良い人で、憧れであり目標だ」と言っていた。格好良さだけでなく、凄みを感じさせるし、同時にセンスもあり、時折見せる可愛らしさもチャーミングだ。今更だけど、謹んでご冥福をお祈りいたします。
2018年1月27日土曜日
恋するフォーチュンクッキー
AKB48 [ 伊藤心太郎/秋元康 ]
もはやアイドルに興味がある年齢でもないし、人気絶大のAKBといえど、前田、大島、指原くらいしか見分けがつかないオッサンには、女の子が大量にいるグループは見ていて気持ち悪くなるほど。
曲も良くかかる曲を数曲サビだけ知っている程度なのだが、ところがどっこい、この曲だけは気に入ったのだ。(多分他の曲も聴かず嫌いなだけなのだろうが)
まず印象に残ったのは、70年代のディスコ・ソングみたいだということ。ベースラインやリズム、ハンドクラップ(手拍子)など、明らかに古いディスコを意識しているアレンジ。最近の早いダンス・ミュージックではなく、初期ディスコというのが良い。オッサンの私からしても古くさいと思えるほどだが、それがかえって若い子には新鮮だろう。
私も聴いていて、思わずノッてしまう。
このディスコっぽさに乗るように、歌詞も詰め込み型ではなく、1音に1文字乗せるゆったりとしたもの。
こういう今風でない、というか古過ぎる雰囲気を、今一番人気のアイドルにやらせるあたりが面白いのだろう。
一応展開にも触れておくが、出だしの歌の部分は「D」「Bm」「D」「Bm」「G」「A」「D」「Bm7」という感じ。
ヴァースの(「カフェテリア~」の部分)最初のコード「GM7」がキレイだ。その後、「A」「F#m7」「AonG」「Bm7」かな。「E7」でつないでサビだ。
「D」「A」「Bm7」「A」「GM7」「F#m7」「Em7」「A」「D」と続く。ギターで弾く場合、ローコードでOKだが、「F#m7」のところまではトップを2弦2フレットの「F#音」のみ固定して弾くと雰囲気が出る。ほとんどコードトーンだが、「A」のみ6thの音になる。
もはやアイドルに興味がある年齢でもないし、人気絶大のAKBといえど、前田、大島、指原くらいしか見分けがつかないオッサンには、女の子が大量にいるグループは見ていて気持ち悪くなるほど。
曲も良くかかる曲を数曲サビだけ知っている程度なのだが、ところがどっこい、この曲だけは気に入ったのだ。(多分他の曲も聴かず嫌いなだけなのだろうが)
まず印象に残ったのは、70年代のディスコ・ソングみたいだということ。ベースラインやリズム、ハンドクラップ(手拍子)など、明らかに古いディスコを意識しているアレンジ。最近の早いダンス・ミュージックではなく、初期ディスコというのが良い。オッサンの私からしても古くさいと思えるほどだが、それがかえって若い子には新鮮だろう。
私も聴いていて、思わずノッてしまう。
このディスコっぽさに乗るように、歌詞も詰め込み型ではなく、1音に1文字乗せるゆったりとしたもの。
こういう今風でない、というか古過ぎる雰囲気を、今一番人気のアイドルにやらせるあたりが面白いのだろう。
一応展開にも触れておくが、出だしの歌の部分は「D」「Bm」「D」「Bm」「G」「A」「D」「Bm7」という感じ。
ヴァースの(「カフェテリア~」の部分)最初のコード「GM7」がキレイだ。その後、「A」「F#m7」「AonG」「Bm7」かな。「E7」でつないでサビだ。
「D」「A」「Bm7」「A」「GM7」「F#m7」「Em7」「A」「D」と続く。ギターで弾く場合、ローコードでOKだが、「F#m7」のところまではトップを2弦2フレットの「F#音」のみ固定して弾くと雰囲気が出る。ほとんどコードトーンだが、「A」のみ6thの音になる。
2018年1月23日火曜日
Fuya-Jo
Urayasu Machine Head [ Y.Hotta/M.Jirosaburow ]
1998年、Urayasu Machine Head のオリジナル。とは言っても、私はほとんど絡んでいなくて、主に編曲担当。リフとかコードのバッキングのアイディアを出したのと、ソロの上昇する部分を追加したくらい。あとは Hoi-Po の作で、個人的にとても気に入っている曲だ。(Hoi-Poの曲はなぜか魅かれるものが多い)
曲名の「Fuya-Jo」はもちろん「不夜城」のことで、映画にもなった物語のタイトルだ。
今回、アコースティック・アレンジをした際に、再度編曲が必要になって、特にピアノのパートを考えた。最初はギターと合わせてリフのパターンを弾くことを考えたが、しつこい感じだし、広がりもないので、まったく違う繰り返しのフレースをたんたんと弾く感じにしてみたら、曲の持つ退廃的な雰囲気と見事に合致したので、採用した。アコーステッィク・ギター2本とピアノだけの編成でのバージョンも興味深いものになった。
もう一つ新たな試みをしたのは、詞の英詞化だ。自分で歌うには作詞のJirosaburowにはとてもではないが及ばないので、ニュアンスを誤摩化すために措置だ。
オリジナルの日本詞をそのまま英訳したのだが、日本語との字数がまったく合わなくて苦労したのと、歌詞の意味を深く理解していなかったのとで、難しかった。1文を膨らますような作業が多かったので、例えば、出だしの「黒い夢の中」というのを「in a black dream」とするのではちょっと違うなと思い、「黒い夢」というのは何だろうと考えなければならない。「顔のないシャオリエン」も難しくて、詞では何も説明がない。「頭を切断された」というのはちょっと違う感じだし、「無表情」ということか「本性が分からない」という意味か等々考えた。(多分、一番後者)
という具合に自分なりの理解の下での英訳になったので、実際の意味と少し変わってしなっているだろうと思う。
サビのコードは、自分で得意にしている、1,2弦の開放弦を多様するやり方で、「Em」「D69」「CM7」といったところ。また最初の歌い出しのところもちょっとだけ工夫していて、コードは「Em add9」「CM7」になっている。いずれも好きなコードばかり。 ソロの後半のペンタトニックをすばやく上昇するフレーズは手強い。シンプルなフレーズながら同じ調子で長いので、ミスピッキングをすると立て直せなくなる。というかミスをしても無視して弾き切ることが必要。
1998年当時は豪快に弾き切っており、年をとった今は相当厳しいプレイになっている。
1998年、Urayasu Machine Head のオリジナル。とは言っても、私はほとんど絡んでいなくて、主に編曲担当。リフとかコードのバッキングのアイディアを出したのと、ソロの上昇する部分を追加したくらい。あとは Hoi-Po の作で、個人的にとても気に入っている曲だ。(Hoi-Poの曲はなぜか魅かれるものが多い)
曲名の「Fuya-Jo」はもちろん「不夜城」のことで、映画にもなった物語のタイトルだ。
今回、アコースティック・アレンジをした際に、再度編曲が必要になって、特にピアノのパートを考えた。最初はギターと合わせてリフのパターンを弾くことを考えたが、しつこい感じだし、広がりもないので、まったく違う繰り返しのフレースをたんたんと弾く感じにしてみたら、曲の持つ退廃的な雰囲気と見事に合致したので、採用した。アコーステッィク・ギター2本とピアノだけの編成でのバージョンも興味深いものになった。
もう一つ新たな試みをしたのは、詞の英詞化だ。自分で歌うには作詞のJirosaburowにはとてもではないが及ばないので、ニュアンスを誤摩化すために措置だ。
オリジナルの日本詞をそのまま英訳したのだが、日本語との字数がまったく合わなくて苦労したのと、歌詞の意味を深く理解していなかったのとで、難しかった。1文を膨らますような作業が多かったので、例えば、出だしの「黒い夢の中」というのを「in a black dream」とするのではちょっと違うなと思い、「黒い夢」というのは何だろうと考えなければならない。「顔のないシャオリエン」も難しくて、詞では何も説明がない。「頭を切断された」というのはちょっと違う感じだし、「無表情」ということか「本性が分からない」という意味か等々考えた。(多分、一番後者)
という具合に自分なりの理解の下での英訳になったので、実際の意味と少し変わってしなっているだろうと思う。
サビのコードは、自分で得意にしている、1,2弦の開放弦を多様するやり方で、「Em」「D69」「CM7」といったところ。また最初の歌い出しのところもちょっとだけ工夫していて、コードは「Em add9」「CM7」になっている。いずれも好きなコードばかり。 ソロの後半のペンタトニックをすばやく上昇するフレーズは手強い。シンプルなフレーズながら同じ調子で長いので、ミスピッキングをすると立て直せなくなる。というかミスをしても無視して弾き切ることが必要。
1998年当時は豪快に弾き切っており、年をとった今は相当厳しいプレイになっている。
2018年1月19日金曜日
Gurdians
Helloween [ Michael Weikath ]
初めて Helloween を知った高校生の頃からずっとお気に入りの曲。最近また聴いて、どういうわけか今だに好きだと再認識した。
まず、ベースラインだ。シンプルなラインではあるが、結構目立っていて、ところどころ、つい弾きたくなるフレーズがある。歌の出だしからずっと「Am」で、「C」に変わるところや、サビの部分だ。
Helloween 自慢のツインギターももちろん聴き所。イントロはどう弾いているのか分からなくて、最近ネットで調べて初めて分かった。重視していなかったし、あんなフレーズに聴こえていなかったので、今更ながら新鮮。(確かによく聴くと分かるが)
イントロ以外のギターは高校生の頃に一通りコピーしたのを今でも覚えているから驚きだ。(部分的に間違っていたのは修正したが)
ソロも好きで、特に交代で弾く後半戦(ヴァイキーのソロ)の少しだけミュートしてスタッカートになって一気に上昇するところなど、大好き。
もちろんボーカルラインも好き。カイの金属的とも言えるようなヴォーカルが合う。自分は歌は下手なのだが、思わず歌いたくなるようなライン。
Guardians of our lives
Protect security
They turn the key and they step in
Controlling you and me
Guardians of our lives
Take care eternally
サビのところだが、語呂も良いし、最高にカッコいい。
後半で転調して1音上がる。盛り上げるのはとても単純な方法だが、これがまたはまるのだ。ヒューマンヴォイスのキーボードもとても雰囲気が出ている。
荒削りな勢いだけだが、こんな曲も作れるという手本だ。
初めて Helloween を知った高校生の頃からずっとお気に入りの曲。最近また聴いて、どういうわけか今だに好きだと再認識した。
まず、ベースラインだ。シンプルなラインではあるが、結構目立っていて、ところどころ、つい弾きたくなるフレーズがある。歌の出だしからずっと「Am」で、「C」に変わるところや、サビの部分だ。
Helloween 自慢のツインギターももちろん聴き所。イントロはどう弾いているのか分からなくて、最近ネットで調べて初めて分かった。重視していなかったし、あんなフレーズに聴こえていなかったので、今更ながら新鮮。(確かによく聴くと分かるが)
イントロ以外のギターは高校生の頃に一通りコピーしたのを今でも覚えているから驚きだ。(部分的に間違っていたのは修正したが)
ソロも好きで、特に交代で弾く後半戦(ヴァイキーのソロ)の少しだけミュートしてスタッカートになって一気に上昇するところなど、大好き。
もちろんボーカルラインも好き。カイの金属的とも言えるようなヴォーカルが合う。自分は歌は下手なのだが、思わず歌いたくなるようなライン。
Guardians of our lives
Protect security
They turn the key and they step in
Controlling you and me
Guardians of our lives
Take care eternally
サビのところだが、語呂も良いし、最高にカッコいい。
後半で転調して1音上がる。盛り上げるのはとても単純な方法だが、これがまたはまるのだ。ヒューマンヴォイスのキーボードもとても雰囲気が出ている。
荒削りな勢いだけだが、こんな曲も作れるという手本だ。
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